▼ 血糖値測定器選びと測定時間のポイント

血糖値測定器には、メーカーによってそれぞれ機能に特徴があります。
毎日利用する血糖値測定器を選ぶには、どこにポイントを置けばよいのでしょう。

メーカーの機種によって、それぞれポイントを抑えた機能がありますが、まず「痛み」について説明していきます。
血糖値は、毎回、多少なりとも採血しなければ測定できません。
測定の度に、体に針を刺すことになります。
選択のポイントは、大した痛みでないのなら、と判断するか、少しでも痛みの少ないものが良い、と判断するかになります。

「表示」についてですが、血糖値測定器で得た結果は、原因の追究、今後の治療に大きな影響を与えるものですので、しっかりと数値を把握できることが必要です。
測定結果が見にくいと、数字を見間違えてしまう可能性があります。
視力が弱かったり、小さな字が見えにくかったりする人は、表示の見やすいものを選ぶようにしたほうが安心です。

次に、血糖値測定器の「記憶」についてですが、自己測定で測定された結果は、主治医に見せて今後の治療のための診断材料として使われます。
そのため、毎回記録を残すことが必要不可欠なのです。
結果をノートなどに記述するということもできますが、なかなか面倒なものです。
なるべく多くの記憶容量をもつ血糖値測定器を選ぶと、面倒なノートへの記述もしなくて済みます。

この他、測定器選びのポイントとなるのは、測定器本体の大きさや重さ、測定する部位についてチップは使いやすいかどうか、消耗品にかかるコストはどうなのかなどです。

自分が使うにあたって、気になるポイントを抑えた血糖値測定器を購入したら、次は測定時間について考えてみましょう。
これからの治療に役立たせるデータをとるためには、測定時間は大事なものです。
神経質になりすぎて、頻繁に血糖値を測ってばかりいても仕方ありません。
また、ポイントがずれた測定時間だと、統計結果を比較しにくくなってしまいます。
自分の糖尿病の状態によって、抑えておくべきポイントを把握して、血糖値測定器を利用することをお勧めします。

血糖値測定器で測定する時間ですが、食前、食後2時間、就寝前、午前3時がポイントとなります。
そして、その中で1日2回測定する日を、1週間に2回または3回設けるようにします。
1日2回行う測定は、先ほど述べた時間の中から選ぶことが好ましいです。
食前の場合は、なるべく朝食前、食後の場合は、朝食または夕方が好ましいようですね。
週に一度は、ポイントとなる時間の4回を測定するとベストのようです。

もし、状態が思わしくなく、コントロールを強化しなければならない状況にある場合、必然的に測定回数を増やす必要があります。
その場合、毎日、毎回の食事の前と、夕食後か就寝前は必ず測定するようにしましょう。

また、特別なイベントなどで、普段と違う食事をした時、いつも以上に激しいスポーツをした時など、普段の生活状況と異なった環境に置かれた状況の場合は、その前後にその都度測定することが必要です。
あと、低血糖状態に陥っている時には、測定回数を増やすことが必要です。

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